長年、紙ベースの運転日報をドライバーが作成し、管理する運用を行ってきました。
しかし、ドライバー毎に記入した情報の正確性に課題があるだけでなく、本当に必要な情報が収集できているのか疑問を持っていました。DX実施計画に基づき、デジタル運転日報の導入を決定しましたが、重要なデータを収集できるレイアウトや操作性など様々な角度で検討を行いました。
特に、荷待ち時間を正確に収集し、運賃交渉に活用すること、誤配防止のためのナビ連携の機能なども盛り込みました。更には、タイムレコーダーやETCのデータを取り組む機能も追加しました。
新たに4G回線付きタブレットを導入し、デジタル版運転日報が完成し、約50名のドライバーを対象に講習会を行い、仮運用をスタートさせ、本格運用に向けて進んでいます。
並行して、DXの本命であるデータ活用の検討を進めており、カイゼン系から戦略的なDXに向けて準備を進めているところです。